3月16日のボブ・ディラン。

いまだに余韻が残っている。
これは、夢ではないのだろうか?

ボブ・ディランの大阪公演最終日。ZEPP大阪。
私のチケットの整理番号は998。
オールスタンディングとはいえ、もうほとんど1000番目である。
順番に100番単位で中へと進む。入ってから驚いた。
中央へ進み、センターマイクをみると、15メートルほどしか距離がない。
めちゃくちゃ、近い!
しかもここは「でかいライヴハウス」であり、間違いなくいい音が期待できる。
ドーム球場やでかいホールのように、音がまわってわけわからんことにはならない。

15分あまり押して
「Ladys&Gentoleman~」とMCが入ってディランは登場した。
1曲目の「Cat's in the well」に続き、THE BANDの「火の車」と次々と
テンポ良く演奏されていく。
なにせ、原曲とアレンジが全く異なり、ディランの歌い方も違うので、
曲の途中まで、何の曲かわからない。
このボブ・ディラン&His Bandには、なにやら無限の可能性が見えるような気がした。
「戦争の親玉」もサプライズだった。

アンコールも含めた後ろ4曲は大阪では固定であったが、
オープニングから後半まで、毎日、セットリストが違っている。
毎日、見に行くディランフリークの人達もいるやろうけど、
毎日、新たなディランを見られるのがうらやましい。

この日だけではないだろうけれど、
メンバー紹介以外、歌以外で言葉を発することはなかった。
そのメンバー紹介で、ギタリストの1人はチャーリー・セクストンだとわかった。

「見張り塔からずっと」で終了したこのライヴ。
度肝を抜かれた人も多いのではないだろうか?
もうすぐ70にもなる偉大なるアーティストは、
語らず、バラードもやらず、ただ、ロックし、表現し、
なによりもバンドの親方としての存在感がすばらしかった。

年相応に丸くなるのではなく、年相応の表現方法があるのだと思う。
ディランは目の前でバンドと一体で、それを体現してくれた。

感涙もの、である。(笑)

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by yui-2910 | 2010-03-21 15:16 | 音楽
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