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名人。

インターネットの情報は早い。
今、ネットを開き、立川談志死去とあった。

立川談志の落語は難しい。
なぜならば、客が古典落語を知ってる前提に立った上で
そのねたを演じているからだ。

談志のよさがわかったのは
落語をいろいろ聴いたり、見たりするようになっただいぶ後のことだ。

例えばいろんな落語家が同じねたを演じる。
「へっつい幽霊」であり、「やかん」であり「居残り左平治」であり
「芝浜」であったりを何人もの落語家が演じる。
おのおのの違いがあり、それがまたおもしろい。
個々により解釈の差異や、観点の差異もあるだろう。

三木助の、「芝浜」
柳好の「野晒し」
志ん生の「火焔太鼓」などなど
ほかの落語家がどれだけうまく演じてもこれには勝てんなあ、と思わせる演目がある。

談志の落語は落ちがつまらないと本人が思えば変わっていたりする。
だから客サイドは、その話を知っていることが最低条件となるのだ。
そのうえでの「うーむ、なるほど」なのだ。

個人的な勝手な談志像は
「落語に囚われた囚人」であり、「非凡」な落語家であり、
これは、他の落語家にはない。

このような稀有な落語家はスタイルは違えど、西の枝雀くらいだったと思います。

残念だ。

ただ、立川一門にはとてもいい弟子たちがたくさんいらっしゃいます。
これには、さすがだなあと。

御冥福をお祈りいたします。
by yui-2910 | 2011-11-23 17:36 | 日々の話
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