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2011年 11月 08日 ( 1 )

天国の扉。

11月3日、クロスランドタワー展望台、地上から約100メートル。

遠藤ミチロウの富山での久しぶりのライヴ。
そして僕も心待ちにしていたアーティストのライヴ。

1曲目の「Just like a boy」から怒涛のミチロウワールド。
とても還暦を迎えた人物とは思えない。
すさまじい。

アコースティックギター1本でのパンクロック。
鋭利な言葉の洪水。
突き抜けていく絶望感。

もはや、感動的である。

初めて聞いたのは「ザ・スターリン」だ。
もう30年近くも前のことだ。
まだ高校生だ。

初めてみた「ザ・スターリン」は何だかわからないうちに
あっという間に終わってしまった。
ただ、ぞくぞくする感じが残った。

その30年の間にアコギに持ち替えたミチロウさんを何回か見た。
いずれも凄いライヴだった。
10年くらい前、金沢の「もっきりや」でのライヴで、
僕はミチロウさんの切れた弦の張り替えをしていた。
1曲ごとに弦は次々と切れた。
「カノン」や「シャンソン」などのスローな曲でのみ、
一息入れることができた。
懐かしい思い出、である。

ミチロウさんは福島の二本松市の出身だ。
MCで二本松に住んでる母親の近況などを話した後に、
「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」だ。
なんとも、ミチロウさんらしい。(笑)

新曲「原発ブルース」。
プロジェクトFUKUSHIMAのHPからダウンロードできる。
そういえば、その日の朝、NHKのラジオを仕事しながら聴いてたら、
プロジェクトFUKUSHIMAをミチロウさんと立ち上げた1人の
詩人の和合亮一さんが出ていた。
もう1人の発起人のギタリスト大友良英さんもこの前出てたので、
次はミチロウか。
そりゃ、ねーか。(笑)

そして最後の曲は圧巻の
「天国の扉」。
地上100メートルの「天国の扉」だ。
天国に一番近いところで、遠藤ミチロウは天国の扉をたたき壊した。

アンコールは「カノン」「下水道のペテン師」そしてオーラスは
「仰げば尊し」だった。

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終焉後、CDを1枚買った。遠藤ミチロウのインディーズアーティストによるトリビュート。
ミチロウさんが「これがかなりいいんだよねー」と勧めてくれたので、
クレジットをみると「三角みず紀」「ふちがみとふなと」「えんけん」「竹原ピストル」
そして御大「友川カズキ」などなど、
いずれも興味深い面々なので、購入した。
これがなかなかにいい。

意外だったのは、若い客もけっこういたことだ。
なによりです。

大満足な、そして、
立ち止まることなどなく怒涛の30年を走ってきた人間の凄みを感じた夜、だった。
by yui-2910 | 2011-11-08 17:41 | 音楽