カテゴリ:音楽( 27 )

空色の車に乗って。

先週の土曜日の狂気じみた暑さはさすがにこたえました。
長期予報ではエルニーニョの影響で冷夏ではないか?などと言っていたのは
どうやら、幻覚のようだ。

悪夢のような電話が鳴った4年前。
唐突にあちらへ逝った友人。自ら己の精神を開放してから4年。
めまいがするほどくそ暑い夏から4年。
炎天下のセレモニーセンターの屋外喫煙所でぼんやりしてから4年。
焼けたアスファルトからは煙が出そうだ、などと眺めて、自販機の冷えたコーヒーが
瞬間的にぬるくなったんじゃないか?と錯覚してから4年。

唐突にやってくる男だった。
何か、伝えねばと思った時に、
空色の車に乗ってやってくる。
心根の優しい男だった。

私の中では、いまだにあちらへ逝ったのかどうかは曖昧なままである。
なぜだか空色の車で、いつもの調子で不意に現れるのではないか?
と思っている。



  Oh ダニーボーイ
   パイプの音が呼んでいる。
  谷から谷へ 山の斜面を駆け下りてくように
  夏が過ぎ去って バラもすべて枯れ落ちていく中
  君は行ってしまう
  
  戻って来てよ 夏の草原に
  谷が雪で染まってしまう時でもいいさ
  日の光の中 日陰の中 私はいる
  Oh danny boy ,I love you,so.

ダニーボーイは我が子への想いを歌っているトラッドソングだが、
この曲を聴くと、風に紛れて奴がやってくる気がしてばらない。

もうすぐ4年。  
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by yui-2910 | 2014-07-28 17:47 | 音楽

W.Cカラスの「Blues」。

台風の影響で風がとても強い。
おまけに10月とは思えないこの暑さ。
どうやらこの日本では春と秋が消滅し、夏と冬だけになってしまったのではないか?
年々、そう思えてならない。
近年の気候変動はよく言われる温室効果だけなのであろうか?
専門家ではないのでわからないが、
最近の豪雨や地震、干ばつなどを見ていると、なにやら地球規模で変化しつつあるのではないかと思ってしまう。
当然ながら、我々の住むこの地球の歴史からすれば、
隕石が落ちてきて恐竜が絶滅したり、大陸が合体したり、氷河期がきたりと
大きなうねりを繰り返しながら今現在にいたっている。
一人の人間の一生なんぞ、その遥かに続いている地球の歴史からすれば
ほんの一瞬である。
そうやって変動していくものなのであって、たとえば立山や富士山が何万年後には
形を変えていたっておかしくない。
自然とはかくも恐ろしく激変していくということは大震災によって目の当りにしたとも思う。
到底、人間の抑えきれるものではないことを痛感する次第です。

お知らせです。
10月13日(日)と10月14日(月)の両日は臨時休業いたします。
小矢部の郊外にある、旧宮島村役場にておこなわれる、
AMAPORA FESに出店いたします。

コンセプトは
ヴィンテージ空間で楽しむ大人のハンドクラフト、
こだわりの食、極上の音楽・・・
だそうです。
初めてお誘いをうけたのでどのような感じのフェスなのかはわかりませんが、
こじんまりととてもゆったりとしたものだと思われます。
AMAPORA FES

そして私の友人でもあるブルースシンガーがP-VINEからCDを発売した。
W.Cカラス。
私は少し日本のブルースミュージシャンには懐疑的なのだが、
それはなぜかというと、セッション的な伝道者チックなフェイクなブルースマンが多いからで、
残念ながら日本語のブルースに根付いた本物にお目にかかれないからである。
であるから、「ブルース」という枠組みでカテゴライズされたものはあまり好まない。
とっても好きなんですよ、ホントは。
あはは、わかりにくいですか?

好みの問題ではあるが、
その枠組みからはみ出してこそ、その人の「ブルース」があり、
オルタナティブなカッコよさがあると。
せまい枠組みの中でだけの「ブルース」は最初はいいが飽きてしまうしね。
W.Cカラスの生業は「きこり」である。
うちの店にある丸太の椅子はうちの店の開店祝いにカラスが持ってきてくれたものだ。
その歌は生活臭が漂う、まぎれもなくフェイクではない「ブルース」であり、
逆に言えば、「ブルース」というジャンル分けなどどうでもよい「ブルース」なのだ。
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このなかの1曲に私の詩の一部も使われている。それもまた、うれしいことだ。
富山のアングラ大使大谷氏の「洗濯物ブルース」もカバーされている。
興味のある方はぜひ聴いて欲しいと思います。
amozonで購入可能です。
W.Cカラス
「やがて死にゆくものたちよ。旅立つ準備は出来たかい?」
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by yui-2910 | 2013-10-09 16:37 | 音楽

パティスミスという凄さ。

雪の量はさほどでもないような気がする。
しかし、なんだか寒い日が続いている様な気がする今日この頃です。

忙しい日々が続いて、少々、疲弊いたしました。
親戚に不幸もあり、
その、あまりにも突然さに、人生なんて短いもんやと、再確認しました。

入ってきて人生と叫び、出て行って死と叫ぶ。

開高健氏の言葉を思い出す。

もはや、冠婚葬祭ごとにしか会うこともない遠方の親戚や、
また、その人数がどんどんと減っていくこと、
いや、新たな命の誕生もあるのだろうけれども、
親戚としてはつながりが縁遠くなるのは否めないので、やはり、減っていくのだろうけれど、
どうか、元気でおってくださいと
面と向かって言うわけではないが、
思ってしまう。

やっぱり、人の命は短いゆえ、やりたいことさんざんやって、
行きたいとこ行きまくって、
住みたいところに住んでと、
子供たちには申し付けるのであった。

まったく、おめーらを縛らないからな俺は。
と、言うも、彼らはその自覚がまだないらしく、気のない返事だけれど。

そのいろいろ思考をめぐらせ、忙しいことが立て続けにあったさなか、
パティスミスを観に行った。
すごいライヴであった。
素晴らしいパフォーマンスであった。
今まで観たすべての中でも1.2を争う、ベストオブベストだ。
オールスタンディングなため、
最終的には前から3列目にいた。
感涙ものであった。
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パティスミス、金平茂紀氏がいいインタビューをしている。
BS-TBSニュースバード放映の映像版がyou tubeでもあったのだが、
削除されてしまった。
金平氏はパティスミス、好きやったんですなあ。

http://www.webdice.jp/dice/detail/3774/
想いも新たに
一歩、踏み出せそうなそんな気がしている
今日この頃、です。
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by yui-2910 | 2013-02-13 17:48 | 音楽

@フォルツア総曲輪。

めったにやらない音楽の告知をさせていただきます。

1月27日(日)12時30分open 13時start@フォルツア総曲輪
Fact&Peace presents「高濃度音楽祭」 前売2000円 当日2300円

出演:1.田村鉄火(栃木)
    2.福田裕一with高濃度爆弾(富山)
    <渦ヨーコ/ギネマ俳句>
    3.Danne The Riddim(福井)
    <福井ピースアクション代表河合良信トークセッション>
    4.不汁無知ル(東京)
    5.W.Cカラス(富山)
    <フリートーク>
    6.ホルモン鉄道(埼玉、富山)

およそ5時間にもおよぶイベントが開催されます。
その名の通り、非常に濃い出演者の中で、
この私も出演いたします。

副題は「Are you talking about GEN-PATSU?」

なにも原発問題に限ったことではなく、
3.11後の奇妙な閉塞感の中で
表現としてやれることは何か?
ということに主眼を置くイベントになると思われます。

自由に発言できない社会はろくなものではないですからねー。

福井からも最高なバイブレイションを持ったレゲエバンド、Danne The Riddim、
そして、福井で活動を続けている「福井ピースアクション」代表の河合良信氏も来てくれます。
我々は原発立地自治体ではないので、
彼らがどう考えているのか、その肉声を聞いてみてください。

そしてラストは「ホルモン鉄道」。
富山の鬼才「大谷氏」と、
元「たま」の太鼓、(ランニングシャツの人)「石川浩司」さんのユニットです。
はっきりいって、お下劣なユニットです。
しかし、お下劣な中にもアイロニーに満ち溢れた笑いが満載です。
笑える毒ほど強烈なものはありません。

私は即興演奏をバックに即興詩の朗読風になるかと思います。
したがって、ギターはほとんど弾かないでしょう。

かなりアングラといいますか、サブカルといいいますか、
まあ、そんな色合いの強いイベントですが、
お時間のある方は、ぜひフォルツア総曲輪へお越しくださーい。

問い合わせ:Fact&Peace tel080-6365-6640

http://fact-peace.blogspot.jp/
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by yui-2910 | 2013-01-22 16:42 | 音楽

ウィルコ・ジョンソン。

音楽関連が続くね。

ドクターフィールグッドのオリジナルメンバーだった、ウィルコジョンソン。
緊急来日、とある。
いや、もう、昨日の京都磔磔でのライヴで終了した。

末期のすい臓癌。
日本のファンへの最後のあいさつ。

何とも言えない、しかし、ウィルコらしいといえばそうなのだろう。



鮎川さんや、シーナや、花田さんをはじめいっぱい駆けつけてプレイ。

bye bye johnnyをアンコールでプレイ。
「もう2度と会うこともないだろうけど」とコメントし、
bye bye wilkoと歌詞を変えて。

初めて観たのはもう、25年以上前だ。

何とも言えない心持である。

今回のライヴの収益金はすべて
東日本大震災の被災者に寄付されるそうな。
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by yui-2910 | 2013-01-17 17:54 | 音楽

クリスマスソング。

12月になるとかならずラジオ等でかかる曲がある。
ジョンレノンも風物詩のように、あちこちでかかってる。

12月8日はジョンレノンの「ロックンロール」をかけていた。
銃弾に倒れた日。
そして、真珠湾開戦の日でもある。
ジョンレノンの自作曲は1曲も入っていない。すべてジョンレノンの好きな曲のカバー。
しっくりくる。

そして、店でかける12月の風物詩はこれだ。
The pogues 「Fairytale of Newyork」



酔いどれシェーン・マクガウンと前スティーブ・リリーホワイト夫人で
今は残念ながら故人となってしまったカースティ・マッコールのデュエットソング。

ポーグスがこの曲をやる際に女性ボーカルを、当初、
クリッシー・ハインドにしようかと考えたらしかったが、
カースティ・マッコールで大正解。
クリッシー・ハインドも好きなのだが、この曲は合わないだろう。

最初、若きアイリッシュ移民の男女がNYに渡ったころの夢を語る。
そして、やがて罵り合う。
何がハッピークリスマスだ。
俺には明るい未来があったはずなのに。あんたが私の夢を持ってったんだよ。この野郎。
そして、男は最後に
その夢は今でも大事に持ってるよ。

この曲は日本ではあまり流れないが
本国イギリスでは、今でも根強い人気がある。
ワムなんかより、ずっと。

さ、除雪でもするか。
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by yui-2910 | 2012-12-12 17:40 | 音楽

BANGA。

50年代から60年代のアメリカ、ビートジェネレーションの中心で活躍していた作家、
ケルアックやギンズバーグの一連の流れ。

そして、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやアンディ・ウォーホル。

ここまでは後追いの体験である。

おそらく、ロンドンパンクから入った私が17歳の頃、The Clashの「Combat Rock」が出た。
詩の共作者として、アレン・ギンズバーグとあった。
その頃、音楽的趣味がイギリス一辺倒だった私は、アメリカの音楽なんぞ、古臭くて何の魅力も感じない的少年だったので、パンク以降の新たな実験的な作品を作り出すことこそ全てだと思っていた。
だから、アメリカの音楽には泥臭い感じしか抱かなかったし、表現性をなんら、見いだせなかった。

ただ、それはヒットチャートの話だった。

初めてterevisionを聴いた時、とてもNYのバンドとは思えなかった。
Talking Headsもしかり。
そして、Patti Smith。
パティ・スミスの「Horeses」1曲目のヴァン・モリソン「Groria」から一気に引き込まれた。
これはすごい。
NYの連中はすごいではないか!この不可思議な世界は一体何なんだろう?
アートと合体したようなパンクはロンドンとは全く違う。

ルーツはヴェルヴェットやギンズバーグにあった。

そして、2012年8月。
パティ・スミスの新しいアルバム「BANGA」

とても美しく、虚無。
しかし、どこか当時の名残りを漂わせつつも、なんだか切ない、しかし、あふれだすのはゆっくりとした大河。

  そして空の扉が開き
  私たちは鎧を脱ぎ捨てた
  そして私たちは裸で踊った
  彼らが新世界の雨を
  浄化する間・・・
        amerigo

この曲で始まり、ラストはニール・ヤングの「after the gold rush」で終わる。
ベトナム戦争の混沌とした絶望的で喪失感の漂っている頃の歌だ。
それでも生きていかねば的なニール先生の名曲だ。
ゴールドラッシュ後のアメリカ、9・11後のアメリカ、3・11後の日本。

そういった意味合いも込められてるのかもしれない。

「Fuji-san」というタイトルの曲も入っている。

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久しぶりに新しいアルバムで名盤だ。

そして、来年、金沢にもやってくる。
今から楽しみだ。
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by yui-2910 | 2012-09-01 17:29 | 音楽

ダウンロード。

うちの家の上の高校生がPCから曲をダウンロードしている。
それをi-podにせっせと入れているのだ。

自分が中高生の頃、当然お金など湧いて出てくるわけはないので、
こづかいを貯めて、吟味に吟味をしてからLPレコードを買いに行ったものだ。
ライナーノーツなどは舐めるようにして隅から隅まで何回も読んだ。
アルバム1枚にアーティストのコンセプトがはっきりと出ていたし、
同じアーティストやバンドでもその時代時代でのサウンドや詩の変遷が、
1枚目から聴いていくとよくわかる。

例えば、ストーンズやボブディラン、トムウェイツなど、
そのアルバムごとにはっきりとした違いがよくわかる。

我が家の高校生をみてると、好きな曲のみをダウンロードしているようだ。
彼に言わせるとCDを買うのは「損」なのだそうだ。
1枚には好きな曲も入っていれば、
そうでない曲も入っているそうだ。
それよりは好きな曲ばかりを1曲200円なりでダウンロードした方がいい、
という実に理にかなった話である。

ただ、こうやってその1曲1曲が消耗品となり、
どんどん新しいものをダウンロードし、そして、古いものでいらないものを
「削除」しているのではないか?
そこには、アルバムのコンセプトなどどうでもよく、
短期間で商品価値が求められる、実態の何だかわからないものが
横たわっているだけなんじゃねーのか、なんて思ってしまうが、
そんな話を家でしたところで、
「それは古い考えだよ」などと言われるんだろう。

わかってはいるが、
そんなもんじゃねえんだよ!
と、毒づきたくもなるのであった。

さて、私は我が家の高校生のダウンロードした曲の精算を月末にしている。
きっちりとその代金を徴収する。
1円もおまけしない。
際限なくダウンロードされたらたまったもんじゃない。

そして、彼はこづかいをもらってすぐに
私に上納することとなるのであった。
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by yui-2910 | 2012-02-21 17:45 | 音楽

Bad As Me

仕事。
私事。

自分で自分の首を絞めてしまい。

とんでもない忙しさの大波の中に自ら入水。

どうしてこうも計画性のかけらもないのか不思議である。
いろんな事に首を突っ込む悪癖。
いや、これでも自己の意思決定による選択なのだから困った。

おかげで体調不良に陥る始末で、
ある吾人には、
「生き急いでいる」と忠告され、考えるが、
今しかできないこともあるに違いない。

理想はスローな人生だが、
おそらく私自体がそうできていないのかもしれない。

もうすぐ正月だ。
一日中、家で過ごしてる1年で唯一の休暇。

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表現者として、間違いなくずっと見続けていくだろうアーティスト、
トム・ウェイツ。
10代の頃から聴き続けている。
新しいアルバムをようやく入手。
実にすばらしい。いや、盲目的信者なので、どれも素晴らしいというのだが。
トム・ウェイツの声はハンマーのようだ。
巨大なBluesのハンマーだ。
時には猟奇的に、時には抱擁のような、不思議なトム・ウェイツワールドだ。

トム・ウェイツのアルバムは古い映画を見ているような感覚に近い。
日常と非日常がクロスしている。

今作も公私ともにパートナーのキャスリーン・ブレナーンとの共同制作であり、
以前なにかで読んだが、トム・ウェイツがアイデアを出し、
キャスリーンが料理するという手法は変わっていないようだ。
また、全編ドラムスで息子のケーシー・ウェイツが叩き
とてもファミリー色が強く、一体感がある。
ちなみにジャケットデザインはボブ・ディランの息子のジェシ・ディランという人が
手がけている。

ストーンズのキース・リチャーズも3曲参加しており、そのうちの1曲のタイトルが

「satisfied」

トム・ウェイツらしいユーモアだ。

ボーナストラック前のラストの曲がいいね。

「new years eve」
こんなフレーズのスコットランド民謡が違和感なしで挿入される。

   懐かしき友たちを忘られようか。心の奥にいつも。
   懐かしき友たちを忘られようか。この過ぎにし年月に。

その曲名は「old rang sign」
日本名は、「蛍の光」である。

今年もあとわずか。
ひどい有様の1年だった。
こんなに考え込んだ1年はあっただろうか?

トム・ウェイツが良く似合う師走だ。
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by yui-2910 | 2011-12-20 17:13 | 音楽

天国の扉。

11月3日、クロスランドタワー展望台、地上から約100メートル。

遠藤ミチロウの富山での久しぶりのライヴ。
そして僕も心待ちにしていたアーティストのライヴ。

1曲目の「Just like a boy」から怒涛のミチロウワールド。
とても還暦を迎えた人物とは思えない。
すさまじい。

アコースティックギター1本でのパンクロック。
鋭利な言葉の洪水。
突き抜けていく絶望感。

もはや、感動的である。

初めて聞いたのは「ザ・スターリン」だ。
もう30年近くも前のことだ。
まだ高校生だ。

初めてみた「ザ・スターリン」は何だかわからないうちに
あっという間に終わってしまった。
ただ、ぞくぞくする感じが残った。

その30年の間にアコギに持ち替えたミチロウさんを何回か見た。
いずれも凄いライヴだった。
10年くらい前、金沢の「もっきりや」でのライヴで、
僕はミチロウさんの切れた弦の張り替えをしていた。
1曲ごとに弦は次々と切れた。
「カノン」や「シャンソン」などのスローな曲でのみ、
一息入れることができた。
懐かしい思い出、である。

ミチロウさんは福島の二本松市の出身だ。
MCで二本松に住んでる母親の近況などを話した後に、
「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」だ。
なんとも、ミチロウさんらしい。(笑)

新曲「原発ブルース」。
プロジェクトFUKUSHIMAのHPからダウンロードできる。
そういえば、その日の朝、NHKのラジオを仕事しながら聴いてたら、
プロジェクトFUKUSHIMAをミチロウさんと立ち上げた1人の
詩人の和合亮一さんが出ていた。
もう1人の発起人のギタリスト大友良英さんもこの前出てたので、
次はミチロウか。
そりゃ、ねーか。(笑)

そして最後の曲は圧巻の
「天国の扉」。
地上100メートルの「天国の扉」だ。
天国に一番近いところで、遠藤ミチロウは天国の扉をたたき壊した。

アンコールは「カノン」「下水道のペテン師」そしてオーラスは
「仰げば尊し」だった。

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終焉後、CDを1枚買った。遠藤ミチロウのインディーズアーティストによるトリビュート。
ミチロウさんが「これがかなりいいんだよねー」と勧めてくれたので、
クレジットをみると「三角みず紀」「ふちがみとふなと」「えんけん」「竹原ピストル」
そして御大「友川カズキ」などなど、
いずれも興味深い面々なので、購入した。
これがなかなかにいい。

意外だったのは、若い客もけっこういたことだ。
なによりです。

大満足な、そして、
立ち止まることなどなく怒涛の30年を走ってきた人間の凄みを感じた夜、だった。
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by yui-2910 | 2011-11-08 17:41 | 音楽