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アースデー。

アースデーに出演の為、富山城址公園へ出向く。

今年のテーマはエネルギーであるから、
それに関連したいろんなブースが出ている。
個人的に関わっている方のブースで手作り感満載の
模造紙に書かれたものをゆっくりと読んでいた。

そのブースのテーマは文科省作成の全国の小中高生に配布される、
いや、もう配布されてる地域もあるが、
放射線教育に関する副読本への問題提起である。
文科省作成といっても直接文科省が作成するわけでもなく、
文科省が作成を依頼した先は「原子力振興財団」であるから
にわかに信じ難い話だ。

3.11以前は、「わくわく原子力ランド」というタイトルだったから
震災以降、こりゃまずいと、新たに作成したものである。

そして、新副読本。
子供たちに放射線の知識を身につけさせる意図で作られたものだが、
福島のことには一切触れられていないどころか、
むしろ、安全だから大丈夫、と受け取れるような内容だ。

確かに過剰に放射能を恐れる意見には私も違和感がある。
しかし、
「FACT」(事実)は絶対的に語られるべきものだ。
子供たちには未来がある。
その未来ある彼らに「FACT」を伝えないで
いったいどうするのだろう?

なぜこういう事態に陥った日本で、
文科省は「原子力振興財団」に作らせるのだろう?
一般論で考えても誰しもおかしいと感じるはずだ。

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夕刻になりキャンドルナイトで少し静かになった芝生の広場から
剱岳が見えている。

イデオロギーとあまり結びついていないアースデーはとてもいいと思う。
エネルギー問題も震災も原発問題も
個人のイデオロギーとは別に語るべき問題であると
私は思っている。
by yui-2910 | 2012-05-14 17:14 | 日々の話

山で死んではいけない。

GW中の山岳事故。
毎年のように起こっている。

残雪期のこの季節。
2000メートル以上の山は初夏と真冬が同居している。
天気がよければ雪道を汗だくになって登らなければならない。
Tシャツ1枚でも大丈夫なくらいだ。
ところが立ち止まれば身体が冷えて、とても寒い。
雪に囲まれた天然冷蔵庫の中にいるのだから、そりゃそうだ。

ましてや、天候が一旦崩れ始めると真冬並みの暴風雪となり、
さっきまでの好天はどこへやら・・・。

危険との隣り合わせ、なのだ。

4月の終わり、西穂独標を登った。2701メートル。
後立山の唐松岳に行こうかと考えたが、ちょっとのことで遠い。
仕事を終えたのちの前泊日帰りなので、西穂の方がアクセスがいい。

日帰りでもザックは45リットルに、ほとんど使い道のない防寒着やグローブ、
コンロやその他もろもろを入れる。
アイゼン、ピッケルは絶対に必需品なのは言うまでもない。

それくらいしないとこの季節は怖い。
慎重に「超」がつくくらいでないと一歩間違えば死んでしまう。

案の定ロープーウェイでザックの重量を確認される。
テントを積めば10キロ以上となり、お金をプラスして払わねばならない。
そこまでは重くないよ。

白馬岳の6人は軽装だったと報道されている。
ベテランのパーティがこの季節に防寒対策をしていないとはとても思えない。
ましてや、海外の登頂経験まである人も加わっている。

何があったのかはわからないが、
判断ミスだったのではないだろうか。
稜線に出てしまえば、最早、隠れる場所などない。
天候の変化を見誤ったのでは?と思う。

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私の西穂行きはGWの頭だったので、天候は安定していた。
しかし、改めて撤退の判断が生死を分けるのだなあと思う。

山で死んではいけない。
by yui-2910 | 2012-05-09 18:07 |